百人一首と麻雀

2,3年前まで正月に4人の孫が集まると
【いろはかるた】【トランプ】【TVゲーム】が主流だったような気がする。
今年は一番小さい2年生がまだ会食が終わらないうちに、待ち切れなくなって一人で【TVゲーム】をはじめだした。
やがて後の孫がそれにお付き合いして興じていたが、
百人一首】が始まると一番小さい2年生が、真剣に構えて真ん中に陣どった。
何年か前には現在高1の孫が強かったが、なんと2年生(男)が3人相手に優勝!これには驚いた。そして麻雀が始まると対等にやりはじめた。
(流石にマージャンは勝てなかったが・・・)
そういえば私達は子供が幼稚園のころから家庭マージャンをよくやっていたわねぇ」と懐かしく想いながら眺めていた。
私も百人一首は大好きで老眼鏡をかける様になるまでは、結構強かったですよ・・・なにしろ9人兄弟の末っ子ですから、生まれた時から耳で覚えたというキャリアがありますから
私の父はいつも1階の自分の指定席で箱火鉢に鉄瓶をかけ、煙管(キセル)を燻らせ(くゆらせ)ながら・・・動いたところをみたことないなぁ〜

そんな父がお正月には2階に上がって来て読み札を朗々と読み上げる。二部屋を開け放ち近所の人も加わって、毎年壮観だったと姉達がいつも話してくれた。
私が2年生の頃まで父が元気だった時の楽しみの一つだった。
そんな幼い頃私の大好きな一枚






なぜこの札が好きだったか?当然意味など解る分けない。ここに揚げた絵のお姫様は正面を向いているが、私の好きな昔の小倉百人一首は【美しい高床の上で御簾の影に後姿を少し隠し、しなやかな趣きの姫】だった。高床の姫は確か持統天皇と2人だけだったような記憶があるが、、、?